がんはご存知のようにとても怖い病気ですが、早期発見ができれば、治療できる可能性がそれだけ高くなります。小さい状態であればがんが体に与えるダメージも小さいからです。そのためにぜひ受けたいのが、がん検診です。たとえば最近日本人に増えているのが大腸がんです。
これの検診としては、便潜血検査があります。便を検査するだけですからお体へのご負担がないというメリットがあり、早期発見にとても役立ちます。内視鏡を入れて腸内の状態を見るという検査もあります。肺がんも喫煙者などは特に気になる病気です。
以前は胸部X線によって調べることが多かったですが、放射線量の少ないCTを使って調べることができる施設が多くなっています。痰を調べて肺の中心部のがんを見つけるという方法もあります。ところで女性特有のがんもあり、若くしてなってしまうこともありますから、ぜひがん検診を受けることをおすすめします。たとえば乳がんは30代前後でなってしまうこともあります。
医師が触診によってしこりを探したり、マンモグラフィーと呼ばれるX線検査を行います。日本人に多い子宮頸がんも若くして発病してしまうこともあります。子宮の細胞を取って調べるという方法があります。こうしたデリケートな検査には抵抗を覚えるものですが、女性医師と女性スタッフが対応してくれる医療機関もあります。
このようにがん検診を受けることで、早期発見・早期治療につなげることができます。
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