クリニックで行われている自毛植毛の費用と種類

薄毛を改善するための方法として、クリニックには自毛植毛という手術を行っているところがあります。自毛植毛はグラフトという毛穴の単位で移植を行うもので、個人の頭皮の環境によって移植するべきグラフト数は変わってきます。薄毛で悩んでいる男性の中で多いタイプとしては、生え際が後退している薄毛やM字ハゲと呼ばれているものと言えます。生え際やM字ハゲで悩んでいる人がクリニックで自毛植毛の手術を受けて改善するためには、目安として100から1000グラフトほどの移植が必要となります。

移植を行う毛根の本数として計算すると、200～2000本ほどとなりますので、これだけの自毛植毛をするためには高い費用がかかることを知っておくことも大切です。自毛植毛の手術法としては、切るストリップ法と、切らないダイレクト法があります。ストリップ法の手術であれば、28～100万円の費用がかかり、ダイレクト法であれば32～140万円ほどの費用がかかります。クリニックで受けられる自毛植毛の手術には、メスを使用しない方法があることから、痛みを軽減することも可能です。

痛みを和らげることが可能なメスを使わない自毛植毛については、特別な医療機器と熟練の医師の技術が必要になることから、手術を受けるクリニックが限定されます。一般的には、メスを入れない手術では、メガセッションと呼ばれる数多くの毛根の移植をすると、自然な仕上がりを実現できない可能性があることから、メスを入れる手術のほうが主流であると言えます。